お葬式と同じ日に初七日を行う理由

お葬式当日に初七日法要が行われるようになったのは、できるだけ多くの方が法要に参加できるようにするためです。お葬式は故人が亡くなってから3日から4日後に行われることも多く、初七日に法要を行うとすれば、近親者は数日のうちに再び集まらなければならなくなります。遠方に住んでいる親戚や年配の方はもちろん、遺族の負担も大きいでしょう。

お葬式に参列してくださった方には初七日法要にも参加していただきたいと言う遺族の思いと親戚への配慮から、現在では初七日法要を繰り上げてお葬式と同じ日に行うことが定着しています。お寺さんを呼ぶ回数を減らすことができ、お布施が節約できるのも遺族にとってのメリットです。

お葬式と同じ日に初七日法要を行うのは、主に遺族に都合がよいからですが、お寺さんにとってもメリットがあります。都合がつけやすいのはもちろん、社会情勢の変化に合わせ、遺族のニーズに臨機応変に対応することで、檀家を維持することができるからです。ただし、法要の繰り上げについては、地域性やお寺さんの考え方にもよります。お葬式当日の初七日法要については、多くの場合、柔軟に対応してもらえますが、告別式の後に初七日法要を行う式中初七日については、断られることもあるため注意が必要です。そのため必ず事前に確認しておきましょう。